報告です
ついに去年のブログを書いている
事務局ごとうです。(スイマセン)
皆さん良いお正月を過ごされましたか?私は年末年始仕事三昧で
これからやっと短いお休みに入ります。ようやくブログがアップできる環境になり、
ホッとしています。
私達の手稲さと川探検隊は川で生き物さがしや調査をしながら手稲山で、
春には野の花を見つけたり、カエルの卵を発見したり、冬には生き物の足跡や
モモンガに遭遇したりと楽しく山と親しんでいます。
ドングリを拾ったり、木の名前を調べたり、タネ採りをしていると参加してくれる
大人も子どもも時間を忘れて楽しんでいます。子供達が森の中で木によじ登ったり、
大切そうにドングリを握っている姿は本当に生き生きとしてかわいらしく、
こちらまで笑顔になります。自然に触れることで一番大切な心が育つんだなあ・・と実感します。
こんな風に私達が自然の中で子供達と活動していることは
「木育」につながるのではないかしら?
そんな思いつきから今回の活動が実現しました。
豊かな森林に恵まれている北海道。「木育」という言葉は私達の住む北海道から
生まれたことばです。「木育」は
「食育」とともに未来へつなぐ子供達にとって
重要なキーワードであると思います。
今回は「木育」という言葉を世に送り出した木育ファミリーのメンバーで、
道庁の森林活用課(環境企画)に勤務されていて3児の母でもある濱田智子さんに
木育についてわかりやすくお話していただきました。
木育についてわかったところで実際に森に入り、マリオネット作りの素材を探しに
手稲山に向かいます。
手稲山カッコウの森キャンプ場
脱線してしてツルのブランコでで遊んでますね
さあ、たくさんの森の素材があつまりました。どんな風に変身するのかな??
あやつり棒(手で持つところ)は、滑らず持ちやすいヤチダモなどを使用します。
胴体はシラカバやサクラ、ツルはコクワや山葡萄。足の部分はオニグルミの実を
半分にしたものを用意しました。あとは自由に変身させていくのです。
今回マリオネット作りを教えていただいた「
おたのしみ劇場ガウチョス」の
堀口さん、田中さんです。札幌人形劇祭では数々の賞を受賞される実力派です。
人形劇を通してスロベニアと国際交流も行っています。人形操作をはじめ、
照明、音響、人形制作、大道具小道具全て二人で行っているそうです
札幌では知る人ぞ知る劇団です。(一度観たらヤミツキになる??)
どんな人形ができるかな?
「おれ、どんなのつくろうかなあ〜〜??」
親も子どもも真剣ななまなざし
大人チームも黙々と
さあ、完成したらみんなで発表会です。
それぞれ人形に名前をつけたり、ものがたりをつくったりおもしろかったね!
大人が作った人形には二日酔いやお酒がすきなマリオネットもいて笑えました
自己投影しているのかも??
今回の活動で、実際山で素材を採り、加工し、自分で作るという過程をたどることで、
市販されているものでただ作るのではなく、自分で採った素材に触れ、想像力を膨らまし、
製作することでその背景に自然の恵みがあり、自然の素材に触れることが心地よいと
感じてもらえればいいなと思いました。
あしたの子どもたち、あしたの森につながっていけたらうれしいな。
今回の活動はSTVあしたの森プロジェクトの助成を受け実施されました。
手稲さと川探検隊へ